人間生活工学の研究のひとつで、
「超指向性の音がヒトに与える影響」
を超指向性のスピーカーと通常の
指向性のスピーカーを使ってヒトに
どのような影響を与えるかを比較して
みるというものです。
結論としては当然ながら超指向性の
スピーカーの音の方がヒトに対しより
大きな負荷をかけるというものです。
この結論ならばわざわざ実験や研究
などしなくても分かりそうなもの
ですが、科学的な探求心から実験
したくなるのでしょうね。
素晴らしいです。
ただ、研究者は負荷はかかるものの、
意味の伝達においては超指向性の方が
伝わり易いというメリットも見出して
いて、超指向性スピーカーは警告アナウンス
などには有効であろうという結論を導き
出しています。
人間生活工学の研究ならば、指向性の
ある通常スピーカーと指向性の弱い
波動スピーカーとの比較研究もして頂き
たかったですね。
前述の研究から類推されるのは、指向性
の強いスピーカーの方がヒトに対して
負荷がかかりやすいということです。
また意味内容の伝達性についても、
超指向性のスピーカーが通常の、指向性の
強いスピーカーより勝っていたのは、ある
場所に限定されており(なぜなら指向性が
強いのですから当たり前ですね)、被験者が
違う場所にいたのならば、まるで異なる
結論が出ていたでしょう。
警告アナウンスに有効なのは指向性の
強いスピーカーではなく、無指向性の
より音が均等に拡散するスピーカーと
言えるのではないでしょうか。
いずれにしても、指向性を持った音が
生まれてきたのは、ヒトの歴史において
この100年ほどのことで、それ以前、
ヒトが聞いていた音はすべて無指向性の
自然音でした。
ヒトに優しい、自然な音がもっと広がる
といいですね。
More from our Blog
You may also be interested in
Latest in "CEO Blog"

細胞はどこで音を受け取っているのか?
細胞はどこで音を受け取っているのか――細胞膜・接着部位・細胞骨格という“入り口”について前回は、細胞がただ音に反応しているだけでなく、周波数や音圧、波のかたちと…

細胞は音に反応するのか?
細胞は音に反応するのか――音を「耳で聴くもの」から、もう一度考え直してみる私たちはふつう、音を耳で聴くものだと考えています。音楽を楽しむ。声を聞き取る。物音に気…

音は、耳だけで聴いているのではない? 細胞も聞いている
音は、耳だけで聴いているのではないかもしれない――細胞・遺伝子研究がひらく、音の新しい見方近年、耳などの感覚器を通さなくても、細胞そのものが可聴域の音に反応し、…
Latest Articles

エムズシステムの波動スピーカーとは? 一般的なスピーカーとの違い
波動スピーカーとは? 波動スピーカーは、人が喜びにあふれる人生を送れるようにと願って生まれました。 だからこそ、というべきか、さまざまな二次的な特徴も備える…

8/30(日) 本店・ショールーム臨時休業のおしらせ
2026年8月30日(日) は、社外イベントへ出展の為本社・ショールームは臨時休業とさせていただきます。翌、8月31日(月) より通常営業いたします。どうぞ、よ…

介護施設の共用ラウンジの空気を、やわらげたい ── BGMの、その先にある音環境
介護付き有料老人ホームやシニアマンションの共用空間は、入居された方が一日の多くを過ごされる場所です。日当たり、椅子の座り心地、スタッフの方の声かけ。運営に携わる…
Catalog Request
Product catalogs, customer voices, media features & more. Request materials here.
Newsletter
New products, events & more. Stay up to date with our latest news. Subscribe here.
Book a Session
Reserve your listening session.
Contact Us
Products, maintenance, events & more. Get in touch with us. We'd love to hear from you.