モダンジャズの最高傑作と呼ばれている
1959年録音の「カインド・オブ・ブルー」を
聞いて頂きましょう。
この年、マイルスのもとにジョン・コルトレーン、
キャノンボール・アダレイ、そしてビル・エヴァンス
というジャズ界の巨人たちが集まっていました。
1年もいなかったビルはマイルスにクラシック音楽
の感覚を伝え、モーリス・ラベルを良く聞くように
なったと後に述懐しています。
当時、マイルスのファンの多くはアフリカ系黒人で、
ビル・エヴァンスの加入に批判的でした。ただ、
彼は『いい音楽をやる為なら、肌が緑色でも結構』
といって取り合わなかったようです。
時代の流れとともにジャズの形態を変革し、
常に時代とともにあったマイルスの1959年は
どんな年だったのでしょう?
SO WHATというマイルスの口癖がタイトルに
なった1曲目から強烈なインパクトを放ちながら、
マイルスの50年代が終わろうとしています。
全ての曲は彼の作曲とされていますが、
BLUE In GREENはビル・エヴァンス作曲。繊細です。
そして最後の曲はFlamenco Sketches。1960年の
次作「スケッチ・オブ・スペイン」へと繋がって
行きます。
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