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エムズシステムの波動スピーカーとは? 一般的なスピーカーとの違い

エムズシステムの波動スピーカーとは? 一般的なスピーカーとの違い
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波動スピーカーとは、円筒形の筐体から360度全方向に音を放射する構造のスピーカーです。四角い箱から正面に向かって音を飛ばす一般的なスピーカーとは、音の広がり方がまったく違います。そして、この波動スピーカーをつくり続けているのが、私たちエムズシステムです。本記事では、「波動スピーカーとは何か」「一般的なスピーカーと何が違うのか」を、できるだけ分かりやすくご紹介します。

波動スピーカーとは?

円筒形の本体から、音が360度全方向に広がっていくスピーカーです。

まず、見た目が違います。一般的なスピーカーは四角い箱の形をしていますが、波動スピーカーは円筒形——筒の形をしています。

そして、その筒の両端にユニットが取り付けられているのが特徴です。こうすることで、音が筒全体で共鳴し、360度全方向に広がる構造が生まれます。この設計により、部屋のどこにいても音の聞こえ方が偏りにくくなります。

正面に向かって音を「飛ばす」のではなく、部屋じゅうに音が「満ちていく」といった方が近いかもしれません。

エムズシステムは、この波動スピーカーを日本の熟練職人の手でつくり続けているメーカーです。「音で人の暮らしを変えたい」という想いから2000年に創業し、長年にわたってこの形のスピーカーを届けてきました。

一般的なスピーカーと、何が違うのか

いちばんの違いは「聴く場所によって音が変わりにくい」ことです。

一般的なスピーカーは、コーン型のユニットが正面に向かって音を飛ばします。そのため、聴く位置や角度によって聞こえ方が変わります。「良い音で聴ける場所」がスピーカーの正面に限られ、少し横にずれると印象が変わってしまう。音が「どこから鳴っているか」を、耳が意識してしまうのです。

波動スピーカーは、音が全方位に広がります。そのため、部屋のどこにいても、音の聞こえ方が偏りにくい。ソファに座っても、キッチンに立っても、同じように音に包まれます。音源の位置を意識せずに済むぶん、音楽が「風景の一部」のように空間に溶けていきます。

リビングの棚に置かれた円筒形の波動スピーカー1台から、音が同心円状に広がり、奥のキッチンまで届いている様子を描いたイラスト。ソファでくつろぐ人がいる
1台のスピーカーから、音が部屋の隅々へ広がる様子(イメージ)

1台で、ステレオ。

左右2台を並べなくても、1台でステレオ再生ができます。

一般的なスピーカーは、左右に2台置いて初めてステレオになります。そのため設置場所を2か所とられ、しかも「2台の真ん中」でしか本来の音になりません。

波動スピーカーは、1台でステレオ再生ができます。筒の両端にユニットがあり、そこから広がった音が空間で自然に混ざり合う構造だからです。

置き場所がひとつで済むこと。「良い場所」を探して座り直さなくてよいこと。この2つは、実際に暮らしのなかで使うとき、想像以上に効いてきます。

どんなふうに聴こえるのか

「ステージが、そこに再現されるかのような」——私たちは昔から、この言い方をしてきました。

音の説明は、言葉にするのがいちばん難しいところです。それでも、長く使ってきた言い方があります。

ステージが、そこに再現されるかのような。作曲家が本当に表現したかった音、演奏家が届けたかった音が、あたかも目の前で歌ってくれているような、演奏してくれているような——そんなライブ感を感じていただけたら、というのが、この形に込めた願いです。

深みのある、やわらかく豊かな音色が空間に広がっていく。大きな音で鳴らすのではなく、空間そのものが音で満たされていく。そういう聴こえ方を目指したスピーカーです。

素材にも特徴があり、自然素材ならではの落ち着いた音の質感が、部屋の空気になじみます。

ショールームで、実際に試していただいていること

「離れても聴こえる」「近づいてもうるさくない」——この2つは、その場で確かめられます。

言葉で説明するより早いので、ショールームにお越しの方には、いつも同じことをお試しいただいています。

離れても、聴こえる。まず椅子に座って、音楽を聴いてみてください。ピアノが右に、ドラムが左に。それから立ち上がって、部屋の反対側まで歩いてみてください。——まだ、同じ場所から聴こえていませんか。

近づいても、うるさくない。今度はスピーカーのすぐそばへ。隣の人と、普通の声で話してみてください。——会話が成立すること自体が、普通のスピーカーでは起きないことです。

だから、一日中。朝から晩まで流していても、音が主張しすぎない。キッチンにいても、寝室にいても、同じ心地よさが届く。ノイジーな場所のない家は、想像以上に静かです。

一台一台、手で仕上げる理由

手間をかけるのは、音環境のためです。

波動スピーカーの筒は、職人が手作業で丸めて作ります。機械では再現できない微細なカーブが、音をやわらかく、遠くまで届ける。

職人が刷毛で波動スピーカーの筒に塗装を施している手元のクローズアップ
筒の表面を、職人が一台ずつ手で仕上げていきます

360度に音を広げるという構造は、筒の精度がそのまま音に出ます。だから、量産の効率よりも、一台ずつ手をかける方を選んできました。ここまでご説明してきた「聴く場所を選ばない」「近づいてもうるさくない」は、この手間の上に成り立っています。

「高音質スピーカー」とは呼びません

波動スピーカーは、音環境を整えるための道具だと考えています。

意外に思われるかもしれませんが、私たちは自社の製品を「高音質スピーカー」と呼びません。

音量や音質のスペックを競うのではなく、音が空間にどう広がり、そこで過ごす人にどう寄り添うかを考えて設計しているからです。エムズシステムでは、この考え方を「音のエアコン」と呼んでいます。温度を整えるように、音を整える。

この考え方に共感してくださった方々に、帝国ホテル、伊勢丹、銀座吉兆、慶友病院をはじめ、ホテル・レストラン・医療施設・オフィスなど、全国の空間でお使いいただいています。

どのくらいの空間に向くのか

お部屋の広さや用途に合わせて、大きさの違うモデルをご用意しています。

波動スピーカーは、筒の直径と長さによって、届く音の広がりが変わります。おおよその目安は次のとおりです。

  • MS1001(直径21cm)——6畳から200㎡まで、たった1台で。ご家庭の定番モデル。リビング・寝室・書斎に
  • RS0802(直径16cm)——MS1001より、ひとまわり細い一台。小さなお部屋から75㎡まで。棚の上、書斎の片隅、ベッドサイドに
  • MS1001-Pro(直径21cm)——MS1001と同じ大きさで、より大きな音量に耐えられる店舗・施設向けのモデル。カフェ・サロンなど人が集う空間に。天井から吊り下げることも、台座を使って置くこともできます
  • PA127シリーズ(直径26cm)——広い会場でのアナウンスや催しなど、音をしっかり届けたい拡声用途に。受注生産でお受けしています
円筒形の自然素材の筐体をもつ波動スピーカー MS1001-M(メープル)
ご家庭の定番モデル
波動スピーカー MS1001-M(メープル)
直径21cm。6畳から200㎡まで、たった1台で。リビング・寝室・書斎に。
¥141,900(税込)
円筒形の自然素材の筐体をもつ波動スピーカー RS0802
ひとまわり細い一台
波動スピーカー RS0802
直径16cm。MS1001より、ひとまわり細い一台。小さなお部屋から75㎡まで。棚の上、書斎の片隅、ベッドサイドに。
¥102,300(税込)〜
天井吊り下げフックを備えた店舗・施設向けの波動スピーカー MS1001-Pro
店舗・施設向けモデル
波動スピーカー MS1001-Pro
直径21cm。MS1001と同じ大きさで、より大きな音量に耐えられるモデル。天井から吊り下げることも、台座を使って置くこともできます。
¥158,400(税込)

いずれも目安です。天井の高さ、間取り、どんな聴き方をされるかによって、ふさわしい1台は変わります。価格はいずれも税込で、色や仕上げによって変わるものもございます。迷われたときは、お気軽にご相談ください。

鳴らすために、必要なもの

波動スピーカーは単体の製品です。再生にはアンプと音源機器をあわせてご用意ください。

スピーカーだけでは音は出ません。テレビやスマートフォンなどの音源と、その信号を増幅するアンプ——この2つが必要になります。

アンプは、専用のデジタルアンプ「W-Amp12 ウォームアンプ」をおすすめしています。すでにお使いのアンプがあれば、それでお鳴らしいただくこともできます。どの組み合わせがよいか迷われたときは、お使いになる環境をお聞かせいただければ、こちらでお見立ていたします。

円筒形で、360度に音が広がり、1台でステレオ。——それが、波動スピーカーという形です。文章でお伝えできるのはここまでで、いちばん確かなのは、実際に音を聴いていただくことだと思っています。東京・新富のショールームで、どなたでもご体験いただけます。

Experience the sound of the wave-motion speaker for yourself.

There are inherent limits to what words alone can convey about sound. At our Showroom in Shintomi, Tokyo, you are invited to hear its 360-degree resonance with your own ears. Please feel free to reserve a listening session at your convenience.

Start with our materials, at home and at your own pace. And when you visit Shintomicho, a listening session awaits.

Frequently Asked Questions

Why does the wave-motion speaker have a cylindrical shape?+
The design features driver units mounted at both ends of the cylinder, from which sound radiates and causes the entire cylinder to resonate, creating a structure that allows sound to expand 360 degrees in all directions, blending seamlessly into the entire space. This is fundamentally different from conventional speakers, which project sound forward from a rectangular enclosure.
In what types of facilities have M's system wave-motion speakers been installed?+
They are used in spaces throughout Japan, including the Imperial Hotel, Isetan, Ginza Kitcho, and Keiyū Hospital, as well as hotels, restaurants, medical facilities, and offices.
Why does the wave-motion speaker have units attached to both ends of the tube?+
By attaching units to both ends of the tube, the sound resonates throughout the entire tube, creating a structure that disperses sound in all directions across 360 degrees. This design ensures that the sound is heard evenly regardless of where you are in the room.
Why does M's system not refer to its own products as 'high-fidelity speakers'?+
Rather than competing on volume or audio quality specifications, M's system designs its products with a focus on how sound spreads throughout a space and how it gently accompanies those who spend time within it. M's system refers to this philosophy as the 'Sound Air Conditioner' concept — an approach that seeks to blend sound naturally into a space, much like regulating the temperature of a room.
What is the difference between the MS1001 and MS1001-Pro?+
Both share the same diameter of 21cm, but the MS1001 is our standard model designed for home use, while the MS1001-Pro is designed for retail and commercial spaces, capable of handling higher volume levels. The MS1001-Pro can be suspended from the ceiling or placed on a stand using a dedicated base.
When was M's system founded, and what inspired the creation of your speakers?+
M's system was founded in 2000. Driven by a desire to transform people's lives through sound, we have been delivering wave-motion speakers for many years.

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