◆ひとコト◆
デシベルという単位はお聞きになったことが
あると思います。
音の大きさを表すdB(デシベル)ですが、
Bの方はアレキサンダー・グラハム・ベル、
あの電話の発明者のベルに因んだ名称です。
dのデシというのは10分の1という意味で、
dBは対数で表せる音の大きさの単位という
ことになります。
絶対的な音の大きさを言い表すデシベルは
人の聴覚も加味されていて、0dBはゼロでは
なく、人が聴こえる最も小さな音の大きさ
から始まります。
100dBというとガード下での電車の通過音や
工場内で大きなタービンが回転する音の大きさ
です。まあ暴力的な騒音と言っても良いでしょう。
そこから逃げ出したくなるほどの大きな、そして
生理的に受け付けられない大きな音です。
ところが、同じ100dBでも、大きな滝の滝壺の
音はどうでしょう?
わざわざ山道を2時間も登って、清々しい滝に
着き、その滝壺のそばでお弁当を広げておにぎり
を食べたりします。
同じ100dBの大騒音なのに人工音、直接音は
そこから逃げ出したくなる一方、自然音ならば
わざわざそこに近づいて、お弁当が食べられて
しまう。
この違いは一体何なのでしょう?
私たちの生活の場も同じことが言えるのでは
ないでしょうか?
人工的な刺激音に囲まれて生きるのと、自然な
音の広がりに包まれて生活するのではまるで
違ってくると思いませんか? 人生の質が。

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