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エムズシステムからのブログ

「正面にいないと聞こえにくい」を解決する ── 音を360度に広げるスピーカー

「正面にいないと聞こえにくい」を解決する ── 音を360度に広げるスピーカー
お知らせ

従来のスピーカーの正面にいないと聞こえにくいのは、正面に向かって音を送り出す仕組みになっているためで、音量を上げても解消しにくいのも、そのためです。変えるべきは音の大きさではなく、音の広がり方そのものです。

ソファの真ん中では気持ちよく聞こえるのに、キッチンに立つと音が遠くなる。少し席をずらしただけで、声が聞き取りにくくなる。そうしたお悩みを、私たちはこれまで数多くうかがってきました。機器や聴き方のせいではなく、理由は音の進み方にあります。

この記事では、その理由と、音量に頼らずに部屋のどこにいても音を楽しんでいただくための考え方をご説明します。

なぜ、正面から外れると聞こえにくいのか

従来のスピーカーは、正面に向かって音を送り出す構造になっているからです。

サイトでは、次のようにご説明しています。

従来のスピーカーは、コーン型のユニットが正面に向かって音を飛ばします。聴く位置や角度によって音が変わり、音が「どこから鳴っているか」を意識させます。

音は、主にスピーカーの正面に向かって進みます。正面ではよく聞こえても、正面から外れた席や部屋の隅では、声の輪郭や高い音が届きにくくなり、聞こえ方が変わります。サイトの「よくあるご質問」でも、「一般的なスピーカーは音が一方向に飛ぶため、離れると音量が下がります。」とお答えしています。

従来のステレオスピーカー2台の前で、音がよく聞こえる範囲がソファの中央付近に限られ、離れた席や横のひとり掛けの椅子では聞こえ方が弱まる様子を示した居間の俯瞰イラスト(イメージ)
※音の届き方の考え方を表したイメージです。

音量を上げても、解決しないのはなぜか

離れた場所へ届かせようと音量を上げると、正面や近くにいる方には、大きすぎる音になってしまうからです。

離れた席では聞こえにくいので、音量を上げる。すると、スピーカーの近くにいる方には大きすぎる。そこで、また下げる。多くのご家庭で、この繰り返しが起きています。

私たちは以前から、従来のスピーカーの特徴を「近いとうるさい、遠いと聞こえない」という言葉でお伝えしてきました。音量を上げても下げても、この特徴そのものは変わりません。音量は、このお悩みを解く手段にはなっていないのです。

テレビの声が聞き取りにくいときも、同じことが起きています(「テレビの音を聞き取りやすくする方法」)。

自然の音は、もともと四方へ広がっている

正面へ向かって進む音は、スピーカーという機械が生まれてからのものです。

水面に小石を落とすと、落ちたところを中心に、波紋が均等に広がっていきます。私たちは、音も本来はこのように、出どころから四方へ広がっていくものだと考えています。

150年ほど前に生まれた従来のスピーカーの音は、特定の方向を持った、人がつくった音でした。正面にいないと聞こえにくいのは、この「方向を持った音」を部屋で聴いているからだと、私たちは捉えています。この考え方は「無指向性スピーカーは波動スピーカー」にも書いています。

音の広がり方そのものを変える

波動スピーカーは、円筒形の本体から、音を360度に広げます。

波動スピーカーは、特定の方向へ音を送るのではなく、中心から四方へ音が広がる「無指向性」のスピーカーです。円筒の両端から音が広がり、1台でステレオの再生ができます。サイトでは、次のようにご紹介しています。

波動スピーカーは360度に音が広がるため、リビングのテレビの前だけでなくキッチンでも、同じ豊かな音に包まれます。

音が一方向から飛んでこないので、どこから鳴っているのかを意識させません。聴く人にとっての「正面」がなくなれば、「正面にいないと聞こえない」ということも起こりにくくなります。詳しい仕組みは「波動スピーカーとは」にまとめています。

同じ居間で、コンソールに置いた波動スピーカー1台から、音が部屋全体へ広がる様子を示した俯瞰イラスト(イメージ)
※音の広がり方の考え方を表したイメージです。

ショールームで、多くのお客様が驚かれること

離れても聴こえる。近づいても、うるさくない。

ショールームでは、お客様にふたつのことを試していただいています。

離れても、聴こえる。
椅子に座って、音楽を聴いてみてください。ピアノが右に、ドラムが左に。立ち上がって、部屋の反対側まで歩いてみてください。——まるでそこで演奏しているかのような空間を感じていただけます。
近づいても、うるさくない。
今度はスピーカーのすぐそばへ。隣の人と、普通の声で話してみてください。——従来と異なり、会話もしっかり聞こえる環境が成立します。

とくにふたつめは、このお悩みへの大切な答えです。スピーカーのすぐそばでも普通の声で話せるということは、正面にいるか、正面から外れているか、という区別そのものが薄くなっているということです。

MS1001シリーズをお使いの、千葉県のN様からは、次のようなお声をいただいています。

やはり従来のSPとは異なる点が多い
音量を絞ってもしっかりとした音の表情が伝わる。
なんて言っても良いのが、2等辺三角形の頂点にいなくても良いことだろう
これからずっと愛用していくつもりである。

従来のステレオは、左右2台のスピーカーと聴く人とで三角形をつくり、その頂点で聴くことを前提にしています。その場所にいなくてもよい、というN様のお言葉は、このお悩みへのお答えそのものだと、私たちは受け取っています。

サイドボードの上に置いた波動スピーカー MS1001-M(メープル)と、ソファのある居間の設置イメージ

置き方と、確かめ方

置き場所は自由です。左右に音の通り道をあけておくことが、ひとつのコツです。

波動スピーカーは、正面を聴く席へ向ける必要がありません。床の上でも棚の上でも、お部屋の都合に合わせて置いていただけます。そのうえで、スピーカーの両サイドを壁から30cm以上離したり、お部屋のコーナーに角度を付けて置いたりして、できるだけ左右に音の通り道をつくっていただくと、空間全体へ音が広がりやすくなります。置き方の考え方は「スピーカー 音の広がり方」でもご紹介しています。

機種は、お部屋の広さに合わせてお選びください。MS1001シリーズは6畳のお部屋から200㎡ほどの大きな空間まで、ひとまわり小さなRS0802シリーズは小さなお部屋から50㎡ほどの空間まで、1台でお使いいただけます。どちらが合うか迷われたときは、お部屋の様子をうかがいながら、一緒に考えさせていただきます。

置いたあとは、いつもの音量のまま、席を移りながら聴いてみてください。キッチンへ、部屋の反対側へ、スピーカーのすぐそばへ。聞こえ方の違いは数字ではわかりにくいので、ご自身の耳で確かめていただくのがいちばんです。広いロビーでの広がり方は「無指向性のスピーカーの音が大空間に広がる」に書いています。ショールームでも、実際の音をお聴きいただけます。

音の広がり方を、ご自身の耳で確かめてみませんか。

部屋のどこにいても聞こえるかどうかは、数字ではわかりにくいものです。新富町のショールームでは、席を移ったり、スピーカーのすぐそばで話したりしながら、実際の音をお確かめいただけます。お部屋の広さや置き場所のご相談も、お気軽にどうぞ。

まずは資料で、お家でごゆっくり。 新富町にお越しの際は、試聴も承ります。

よくあるご質問

スピーカーの正面にいないと聞こえにくいのは、なぜですか。+
従来のスピーカーは、主に正面に向かって音を送り出す構造になっています。そのため、正面ではよく聞こえても、正面から外れた席や部屋の隅では、声の輪郭や高い音が届きにくくなり、聞こえ方が変わります。機器や聴き方のせいではなく、音の進み方によるものです。
音量を上げれば解決しますか。+
離れた場所へ届かせようと音量を上げると、今度は正面やスピーカーの近くにいる方にとって、大きすぎる音になってしまいます。音量で合わせるよりも、音の広がり方そのものを変えるほうが、このお悩みには近道だと私たちは考えています。
無指向性のスピーカーとは何ですか。+
特定の方向へ音を送るのではなく、中心から四方へ音が広がるスピーカーです。エムズシステムの波動スピーカーは、円筒形の本体から音を360度に広げ、1台でステレオの再生ができます。
部屋のどこにいても同じように聞こえますか。+
波動スピーカーは360度に音が広がるため、リビングのテレビの前だけでなく、キッチンでも同じ豊かな音に包まれます。ショールームでは、席を立って部屋の反対側まで歩きながら、聞こえ方をお確かめいただけます。
スピーカーのすぐそばは、うるさくなりませんか。+
すぐそばでも、隣の方と普通の声で会話していただけます。ショールームで多くのお客様が驚かれる体験のひとつですので、よろしければ実際にお試しください。
どこに置けばよいですか。+
置き場所は自由で、正面を聴く席へ向ける必要もありません。床の上でも棚の上でも、お部屋の都合に合わせてお選びいただけます。スピーカーの両サイドを壁から30cm以上離すなど、左右に音の通り道をつくっていただくと、空間全体へ音が広がりやすくなります。迷われたときは、お気軽にご相談ください。
どの機種を選べばよいですか。+
お部屋の広さに合わせてお選びいただけます。MS1001シリーズは6畳のお部屋から200㎡ほどの大きな空間まで、ひとまわり小さなRS0802シリーズは小さなお部屋から50㎡ほどの空間まで、1台でお使いいただけます。さらにコンパクトなアンプ内蔵型SLAシリーズもございます。お部屋の様子をうかがいながら、一緒に選ばせていただきます。

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