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エムズシステムからのブログ

「聴き疲れしないスピーカー」の選び方 ── 空間で確かめる三つのこと

「聴き疲れしないスピーカー」の選び方 ── 空間で確かめる三つのこと
お知らせ

「聴き疲れしないスピーカー」をお探しでしたら、音の良し悪しやスペックだけでなく、その音と何時間も同じ部屋にいられるかどうか、という見方で選んでみてください。私たちは、部屋のどこにいても同じ音に包まれるか、会話の邪魔をしないか、音の存在を忘れていられるか、の三つで確かめていただくようお願いしています。

スピーカーを比べるとき、音質や出力といったスペックが並びます。けれども、朝から晩までつけておく音は、少し違う基準で選ばれてよいのではないか。長く音楽を流していらっしゃるお客様とお話しするたびに、私たちはそう感じてきました。

この記事では、長く一緒に過ごせる音を選ぶための考え方と、試聴のときに確かめていただきたい三つのことをご紹介します。

長く聞いていられるかは、音量だけの話ではない

同じ音量でも、音の届き方によって、聞こえ方は変わります。

サイトでは、従来のスピーカーについて次のようにご説明しています。

従来のスピーカーは、コーン型のユニットが正面に向かって音を飛ばします。聴く位置や角度によって音が変わり、音が「どこから鳴っているか」を意識させます。

従来のスピーカーの音は、主に正面に向かって進みます。正面ではよく聞こえても、正面から外れた席では、声の輪郭や高い音が届きにくくなります。そこに合わせて音量を上げれば、今度は正面の方には大きすぎる。そうして、どこから鳴っているかを意識しながら、音と過ごすことになります。

音を長く流すときは、音の大きさだけでなく、こうした音の届き方にも目を向けていただきたい。それが、私たちがこの記事でいちばんお伝えしたいことです。

従来のステレオスピーカー2台の前で、音がよく聞こえる範囲がソファの中央付近に限られ、離れた席や横のひとり掛けの椅子では聞こえ方が弱まる様子を示した居間の俯瞰イラスト(イメージ)
※音の届き方の考え方を表したイメージです。

私たちが、お客様からうかがってきたこと

一日中つけていても気にならない、というお声を、私たちは昔からうかがってきました。

神奈川県のK様からは、次のようなお便りをいただきました。

久しぶりに音楽を長時間聴く事ができました。
今までは、うるさく感じてあまりかけなかったのですが、
本当に購入してよかったと思います。

毎日、長い時間音楽を流しているお客様からは、こんなお声をいただいています。

毎日、長時間音楽を流し続けるのに、耳障りでなくとても良いスピーカーだと思います。また、場所を取らないことも有り難いです。

山梨県のF様は「クリアーな聞き疲れのしないいい音です。」と、上野裕様は「聴き疲れしない。どこで聴いてもステレオ感を感じられる。」と書いてくださいました。

感じ方は、お部屋や過ごし方によって一人ひとり違います。だからこそ私たちは、こうしたお声をお伝えするとともに、ご自身の耳で確かめていただくことを大切にしています。

選ぶときに、確かめたい三つのこと

私たちは、スペックではなく、次の三つで確かめていただくようお願いしています。

部屋のどこにいても、同じ音に包まれること。会話の邪魔をしないこと。音の存在を忘れてしまうこと。

部屋のどこにいても、同じ音に包まれるか

椅子に座って聴くだけでなく、立ち上がって部屋の反対側まで歩いてみてください。キッチンや窓辺など、普段過ごす場所でも聴いてみてください。場所によって聞こえ方が大きく変わらないかを確かめます。

会話の邪魔をしないか

スピーカーのすぐそばで、隣の方と普通の声で話してみてください。音を下げなくても話が通じるかどうか。サイトでも、ショールームで試していただくこととしてご紹介しています。

近づいても、うるさくない。
今度はスピーカーのすぐそばへ。隣の人と、普通の声で話してみてください。——従来と異なり、会話もしっかり聞こえる環境が成立します。

音の存在を忘れていられるか

しばらく聴いたあとで、音が鳴っていたことをどのくらい意識していたか、思い返してみてください。気づけば本を読み進めていた、話に夢中になっていた。そんなふうに、音が暮らしの後ろに下がっていられるかどうかも、大切な目安です。

居間で、ソファで本を読む人、台所でお茶をいれる人、窓辺の椅子にいる人が、それぞれに過ごしている様子。サイドボードの上に波動スピーカーが1台置かれている(イメージ)

音を、空間の環境として考える

音を、温度や湿度と同じ環境として捉えると、選び方が変わります。

私たちは、この考え方を「音のエアコン」と呼んでいます。

音のエアコンとは、音を「聴かせるもの」ではなく、温度や湿度のように空間の質を整える環境因子として捉え、音の広がり方や方向性を、人に寄り添うかたちに設計することで、人が無理なく音と同じ空間にいられる状態をつくろうとする音環境デザインの考え方です。

なかでも「人が無理なく音と同じ空間にいられる状態」という一節が、私たちが選び方の基準として大切にしていることです。よい音を聴かせることよりも、その音と一緒に長く過ごせることを、まず考えます。

波動スピーカーという形

楽器のような響きが360度に広がり、1台でステレオの再生ができます。

エムズシステムの波動スピーカーは、この考え方から生まれた形です。音を正面へ向けて送るのではなく、1つのスピーカーから360度に広げます。詳しい仕組みは「波動スピーカーとは」にまとめています。

お部屋の広さや使い方に合わせて、いくつかの形をご用意しています。MS1001シリーズは6畳のお部屋から200㎡ほどの大きな空間まで、ひとまわり小さなRS0802シリーズは小さなお部屋から50㎡ほどの空間まで。さらにコンパクトなアンプ内蔵型のSLAシリーズは、6畳から20畳ほどのお部屋に向いています。どれが合うかは、お部屋の様子をうかがいながら、一緒に考えさせていただきます。

サイドボードの上に並べた波動スピーカー。左からMS1001シリーズ、RS0802シリーズ、SLAシリーズ

スペックではなく、空間で確かめる

最後は、ご自身の耳で確かめていただくのがいちばんです。

私たちは、カタログの数字よりも、その空間でご自身の耳で確かめていただくことを大切にしています。

ショールームでは、お好きな音楽をお持ちいただき、じっくりお聴きいただけます。座ったまま、歩きながら、話しながら。三つのことを、ゆっくりお確かめください。音の届き方については、テレビの音を例に「テレビの音が聞こえない」でも書いています。

耳とからだで、ご体感ください。

部屋のどこにいても同じ音に包まれるか、会話の邪魔をしないか、音の存在を忘れていられるか。新富町のショールームでは、お好きな音楽をお持ちいただき、ゆっくりお確かめいただけます。お部屋の広さや置き場所のご相談も、お気軽にどうぞ。

まずは資料で、お家でごゆっくり。 新富町にお越しの際は、試聴も承ります。

よくあるご質問

聴き疲れしないスピーカーは、どう選べばよいですか。+
スペックだけでなく、実際の空間で三つのことを確かめていただくのがおすすめです。部屋のどこにいても同じ音に包まれるか、会話の邪魔をしないか、音の存在を忘れていられるか。私たちは、この三つを大切にしています。
音量を小さくすれば、長く聞いていられますか。+
音量だけの問題ではないと、私たちは考えています。従来のスピーカーは主に正面に向かって音を送り出すため、聴く位置によって聞こえ方が変わります。音の大きさとあわせて、音の届き方にも目を向けてみてください。
一日中つけていても気にならないものですか。+
一日中つけていても気にならない、というお声を、私たちは昔からうかがってきました。ただ、感じ方はお部屋や過ごし方によって一人ひとり違います。ショールームでは、お好きな音楽をお持ちいただき、じっくりお聴きいただけます。
試聴のとき、何を確かめればよいですか。+
座ったまま聴くだけでなく、席を立って部屋の反対側まで歩いてみてください。スピーカーのすぐそばで、隣の方と普通の声で話してみてください。しばらく聴いたあとで、音が鳴っていたことをどのくらい意識していたかも、思い返してみてください。
「音のエアコン」とは何ですか。+
音を、温度や湿度のように空間の質を整える環境因子として捉え、音の広がり方や方向性を人に寄り添うかたちに設計する考え方です。人が無理なく音と同じ空間にいられる状態をつくることを目指しています。
どの製品から検討すればよいですか。+
お部屋の広さに合わせてお選びいただけます。MS1001シリーズは6畳のお部屋から200㎡ほどの大きな空間まで、ひとまわり小さなRS0802シリーズは小さなお部屋から50㎡ほどの空間まで。さらにコンパクトなアンプ内蔵型のSLAシリーズは、6畳から20畳ほどのお部屋に向いています。お部屋の様子をうかがいながら、一緒に選ばせていただきます。

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