- 2022/05/08
-
◆ひとコト◆
人と話す機会が少なくなると、本当に1日誰とも話さないこともあるから、言葉がうまく出てこないことがある。まあもともとおしゃべりだったわけでもないし、たまに声に出して「さあ、ランチにするか」などと口を動かす訓練などしてみる。
今更、無人島に漂着などというレアな設定をしなくても、誰もがみなロビンソンになりつつある世の中だから、兵糧はちゃんと宅配で届くし、人は確かに周りにいるにはいるけれど、クルーソーの心持ちはわからないでもない。
もちろん、この部屋では本も読めるし、かける曲もある。映画も観られれば、ワインもある。と数え上げてみると、実態を持つものはワインだけで(これは実際にかなりのスペースを占めている)
あとはどれもこれもネットの向こう側にある。もちろん、本もCDも、DVDも何本かは置いてあるので、何もないわけではないが、雲の上に全てが漂っている時代に無人島でワインを飲んでいるってことか。
コンクリでできた四角い箱の無人島で、これからどこへ向かおうとしているのか、ワインを飲んでよく考えてみよう。
新着一覧
- 2024/10/25 暖炉のあるリビングで豊かな音に包まれたい
- 2024/09/28 ウェルネスTOKYO 2024に出展
- 2024/09/10 暑い夏の宵にはにはカンパリ、バーには波動スピーカー
- 2024/09/09 初秋の夜長を潤すものは
- 2024/09/08 社長三歩の候補地はいろいろと