【第484回】「演奏家のいない演奏会」——音のしずくが紡ぐ、新しい感動への招待状
日頃よりエムズシステムのスピーカーを愛し、私たちの活動を温かく見守ってくださっている皆様に、まずは心より深く感謝申し上げます。
私たちが日本各地で大切に開催し続けてまいりました「演奏家のいない演奏会」が、この度、記念すべき第484回を迎えることとなりました。
1回、また1回と積み重ねてきたこの歩みは、ひとえに会場に足を運んでくださる皆様、そしてエムズシステムの音に共鳴してくださる全ての皆様との、かけがえのない出会いがあったからこそ成し得たものです。
「演奏家のいない演奏会」に込めた想い
エムズシステムのスピーカーは、単なる「音を再生する機械」ではありません。
私たちは、そこから流れる音が、まるで自然界の風やせせらぎ、あるいは目の前で奏でられている楽器の振動そのものであるかのように、聴く人の心に寄り添う「自然な音」であることを追求してきました。
「演奏家のいない演奏会」という名前には、私たちのそんな願いが込められています。
そこには、きらびやかなステージも、タキシードを纏った演奏家もいません。
あるのは、エムズシステムのスピーカーが空間いっぱいに広げる、優しく、かつ生命力に満ちた音の波紋だけです。
しかし、ひとたび音が響き始めれば、そこは瞬時にして最高のコンサートホールへと変わります。
演奏家の息遣いや、弦が震える繊細なニュアンス、指先が鍵盤に触れる柔らかな音色……。
私たちのスピーカーを通して再現される音は、あたかもそこに目に見えない演奏家が存在しているかのような臨場感をもたらします。
484回の道のりと、変わらぬ情熱
第1回から始まり、これまで484回もの回数を重ねることができたのは、私たちが提供する「体験」に対して、皆様が常に新鮮な驚きと感動で応えてくださったからです。
ある時は「長年聴き慣れた曲なのに、初めて聴く音に気づいた」というお声をいただき、またある時は「音が体全体を優しく包み込んでくれるようで、涙がこぼれた」というお話を伺いました。
こうしたお一人おひとりの体験こそが、私たちの原動力であり、この演奏会を続けていく最大の意味です。
私たちは、単に「良い音」を届けるだけでなく、その音を通じて皆様の日常に豊かな彩りを添えたいと考えています。
484回という数字は、いわば皆様と共に歩んできた「心の交流」の記録でもあるのです。
常に新しく、常に未知なる体験を
そして、この第484回という節目に、改めて皆様にお約束したいことがあります。
それは、エムズシステムは現状に甘んじることなく、これからも「その都度、新しい発見や体験を供給し続ける」ということです。
時代が変化し、音楽の楽しみ方が多様化しても、人が本質的に求める「心地よい響き」や「心に染み入る音」が変わることはありません。
私たちは、最新の技術を注ぎ込みながらも、あくまで「自然体」であることを忘れず、皆様がまだ体験したことのないような音の世界を探求し続けます。
今回の演奏会でも、これまでの歩みに対する感謝の気持ちを音に乗せてお届けするとともに、皆様にとっての「新しい音の扉」が開くような演出をご用意しております。
初めて参加される方はもちろん、何度も足を運んでくださっているリピーターの皆様にとっても、必ず「今のエムズシステムだからこそ表現できる音」を感じていただけることでしょう。
最後に
音楽は、目には見えませんが、私たちの人生を豊かにしてくれる最高の宝物です。
第484回「演奏家のいない演奏会」が、皆様にとって心安らぐひとときとなり、明日への活力を養う新たな体験となることを願っております。
これからもエムズシステムは、皆様の人生の傍らで、心に響く柔らかな音を奏で続けてまいります。