- 2024/04/15
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奏者が楽器に与える影響度から言えば、鍵盤楽器は、そこを押せば必ずその音が出るので、他の楽器と比べると、例えばヴァイオリンやチェロのような弦楽器はそもそもフレットすらないので、まずピッチからして自ら決めなければならないし、弦を抑える手だけではなく、弦を鳴らす弓の塩梅もあるので、その影響度は非常に大きいと思えるのです。
一方、鍵盤楽器、例えばピアノは、Aを押せば必ずAの音が、誰でも出るはずなのにまるで異なった音が奏でられるという、不思議な楽器だと思うのです。
だからこそ、吉田秀和さんは世界のピアニストについてこれほど細かく書き分けられるのでしょう。
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