音は、
本当は「聴くもの」ではなかった。それは、空間そのものの質だった。
森の中に立ったとき、私たちは音を探さない。
音はただそこに在り、呼吸と同じ速度で流れている。
けれど現代の暮らしは、方向のある音で満たされている。
小さくても、絶えず、脳に負荷をかけ続ける音。
静かなのに疲れる。
家にいるのに休まらない。
眠っても回復した感じがしない。
私たちはこれを音環境ストレスと呼びます。
音は、もっとやさしくていい。
音は、もっと自由でいい。
音は、人の内側に寄り添う存在でいい。
私たちは、音を「聴かせるもの」ではなく、
空間の質を整えるものとして、
もう一度つくり直したいと考えています。
音が空間に均一に広がるとき、人は無意識に深呼吸をする。
肩の力が抜け、思考が静まる。
時間の流れが、少しだけやわらぐ。
私たちはこの状態を音のエアコンと呼びます。
温度を整えるように、音の質で空間を整えるという発想。
私たちの使命は、
スピーカーそのものを売ることではありません。
人が、音の中で自然に呼吸できる世界をつくること。
住宅に回復する音環境を。
医療施設に癒やされる音環境を。
ホテルに眠れる音環境を。
オフィスに集中できる音環境を。
都市に疲れにくい音環境を。
それを、当たり前の未来にします。
音環境は、設計し直せる。
そしてそれは、人の生き方を静かに変えていく。
有限会社エムズシステム
音環境デザインカンパニー